【CSGO経済学】iBUYPOWERのステッカーは何故高いのか【解説】

今回はCSGOのiBUYPOWERのステッカーが高額な理由を紹介します!

iBUYPOWERステッカーとは?

iBUYPOWERステッカーとはCSGOに存在するステッカーの1つで、値段は2023年4月現在通常柄で約35万円、Holoに至っては約900万円の値段がします。(CSGOskins調べ)

ステッカーは武器に貼る事の出来る装飾品で、見た目を変化させる以外に特別な効果はありません。(ホロはキラバージョンのステッカー)

何故ここまで値段が高いのかを解説します。

iBUYPOWERのステッカーが高額な理由

①八百長事件

iBUYPOWERのステッカーが高額な理由には八百長事件が絡んでいます。

八百長とは「裏で先に打ち合わせをしておき、真剣勝負をしている様に見せかけてわざと負けたり勝ったりする事」です。

そして当時のCSGOでは賭けサイトが存在し、裏で打ち合わせをして試合結果を操作する事で利益を得るチームがありました。

iBUYPOWERもこれを行ってしまいました。

勿論大会公式がこれを許すはずも無く、八百長を行ったiBUYPOWERのメンバー含む7名をValveがスポンサードする大会から出場禁止としました。

(当時iBPのメンバーだった"Skadoodle"だけは利益を受け取らなかった為、出場禁止にならなかった)

そしてiBUYPOWERは解散し、それ以降チームを設立していません

②希少性

そして2個目の理由が希少性

これは以前出したkatowice 2014年ステッカーが高額な理由記事です。

www.sepiamars.work

上の記事にある様にKatowice 2014ステッカーは購入者が少ないうえに残していた人も少ない為、希少性が非常に高いです。

そしてiBUYPOWERのステッカーも、このKatowice 2014で実装されています。

なので購入者自体も少なく、それでいてロゴ単体のデザインといった希少性から値段が高まっています。

更に2015年に発覚した八百長事件以降、iBUYPOWERはチームを設立していません

なので今後このチームのステッカーが出る確率はとても低いと予想されています。

これらの要素が組み合わさり、コレクションアイテムとして需要が高く値段が上がっているのです

ちなみにレア過ぎてsteamのマーケットでは出品されていません。

iBP(iBUYPOWERの略)ステッカーに限らず、Katowice 2014ステッカーはレア過ぎて、他のチームのステッカーの出品も全然ないです。

おわりに

以上がiBUYPOWERステッカーが高額な理由でした!

他のiBUYPOWERステッカーも値段は高いのですが、やはりKatowice 2014のiBPステッカーは別次元の値段をしています。

ちなみに当時若くて強かったのにスキンを受け取ってしまったswag(本名:Braxton Pierce)はコミュニティから"Free Brax"(Braxを自由に)と言われたり、スキンを受け取らなかったskadoodleはその後CSGOで最も大きな大会であるメジャー大会で歴史的な優勝を収めたりしました。(Boston ELEAGUE MAJOR)

今回の記事もこれで以上です!

もっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ ↓

New evidence points to match-fixing at highest level of American Counter-Strike - Dot Esports

また他の高額スキンに興味がありましたらこちらの記事をご参考にして下さい!↓

www.sepiamars.work

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それではまた次回の記事でお会いしましょう、バーーイ!

ライター : SepiaMars (2000/12/1)

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