CSGOってどんなゲーム?
Counter-Strike Global Offensive(以下「CSGO」として表記)は世界で有名なFPSタイトルの一つです。
最近の日本のeスポーツシーンでFPSといえばVALORANTですが、CSGOは2000年から続くカウンターストライクシリーズの一つでVALORANTがリリースされる前は、日本でも多くの人がプレイしていました。
そして、カウンターストライクシリーズの最新作として2023年の夏にCS2がリリース予定です。これをきっかけに日本でも再び、カウンターストライクシリーズが日の目を見る可能性もあります。
この機会にCSGOの基本的な知識を詰め込んで大会や配信を楽しめるようにしましょう!
ゲームルール
CSGOはVALORANTと同様に5vs5の爆破というルールです。
テロリスト(アタッカー)とカウンターテロリスト(ディフェンダー)に分かれて、テロリスト側は制限時間内にC4(スパイク)をAサイトまたはBサイトに設置して爆発させるか、相手チームを殲滅することでラウンド勝利、カウンターテロリスト側はC4(スパイク)を解除するか、相手を殲滅するか、制限時間をすべて使わせることでラウンド勝利となっています。
15ラウンドが経過すると陣営が交代されます。先に16ラウンドを先取したチームが勝利となります。
VALORANTとの違い
VALORANTとの違いの一つ目は、エージェントという概念がないのでプレイヤーごとにキャラ性能差がなく、キャラごとの決まったロールというものもないので、自分のやりたい役割・動きをラウンドごとに変えることができるということです。
VALORANTとの違いの二つ目は、購入フェーズは動けないことです。VALORANTでは購入フェーズでもバリアの限界まで行くことができますが、CSGOではバリアというものがなく、購入フェーズが終わるまでは停止した状態で購入フェーズが終わるとスポーン時の位置から全員が動き出す形になります。そして、スポーン位置はランダムなので、「〇〇さんがAロングに近いスポーンだからスナイパーでワンピックしてきて!」のようにその時のスポーン位置を活かした戦い方などができます。
VALORANTとの違いの三つ目はスキルが存在しないことです。CSGOではスキルの代わりに投げ物と呼ばれるものが存在します。
これには相手に直接ダメージを与えるグレネード、相手の視界を奪うフラッシュバン、地形を遮り安全にサイトに入るためのスモークグレネード、広範囲を燃やす火炎瓶/モロトフ、持っている銃の銃声を8秒ほど鳴らすことができるデコイグレネードの5種類があります。
プレイヤーは合計で4個の投げ物を持つことが可能でフラッシュバンは最高2個、それ以外の投げ物はそれぞれ最高1個ずつ所持することができます。
VALORANTとの違いの四つ目はアーマー(シールド)が追加HPのような扱いではなく受けるダメージを減らすような役割ということです。安いアーマーはヘルメットが付属していないだけなので胴体にダメージを受ける分には差がないということです。
主な武器達
AWP(アウプ)
AWPはVALORANTでいうオペレーターのような武器です。敵を胴体一発で倒すことが可能で、VALORANTと違ってしゃがみ移動しながらでも弾がまっすぐ飛びます。主にAWPを使用する人たちはAWPer(アウパー)と呼ばれます。
AK47(エーケー)
AK47はVALORANTでいうヴァンダルのような武器です。相手を頭一発で倒すことが可能でテロリスト側でのみ購入することができます。なので、相手が全員AK47を購入できるラウンドはカウンターテロリスト側はヘルメットを買わないという選択肢があります。
M4A4/M4A1-S(エムフォーエーフォー/エムフォーエーワン)
M4A4/M4A1-SはVALORANTでいうファントムのような武器で二つのM4から片方を選んで装備して試合で使用することができます。試合中の変更はできません。カウンターテロリスト側でのみ購入することができます。
M4A4は弾数が多く連射力も高く、リコイルのしやすい武器です。
M4A1-Sは弾数が少ない代わりにサプレッサーがついており、相手に位置がばれにくいというメリットがあります。
FAMAS(ファマス)
FAMASはVALORANTでいうブルドッグのような武器です。右クリックで3点バーストとフルオートを切り替えることができます。カウンターテロリスト側でのみ購入することができます。
Galil AR(ガリル)
Galil ARもVALORANTでいうブルドッグのような武器で、ブルドッグの覗けないバージョンと考えるとわかりやすいと思います。テロリスト側でのみ購入することができます。
SSG 08(スカウト)
SSG 08はVALORANTでいうマーシャルのような武器で、非常に軽いので移動速度が速く、そして頭一発で相手を倒すことができる上手く扱えればとても強力な武器です。
Negev(ネゲブ)
NegevはVALORANTでいうオーディンのような武器ですが、オーディンほどの強さはなく基本的には使用されることはありません。
ですが、ストリーマー大会などの試合ではもしかしたら見る機会があるかもしれません。
Desert Eagle(ディーグル)
Desert EagleはVALORANTでいうシェリフのような武器です。シェリフと違って遠距離でも頭一発で倒すことができるロマンのある武器です。
Knife(ナイフ)
KnifeはVALORANTとほぼ同様の性能ですが、CSGOのKnifeはキルに大きな価値があります。Knifeで倒すことで$1500を獲得することができます。なので、舐めプレイではなく戦略的なプレイです。
画面の見方
画面の見方は配信している人によってUIなどが変わりますが、概ねは同じです。
画面上部にはマップやチーム名・ラウンド数やラウンド時間が表示されていて、左右にはマネー状況や現在持っている武器と投げ物が表示されています。
画面中央には今見ているプレイヤーの名前とスタッツ、画面下部にはHPとアーマー、弾数が表示されています。
初めてですべてを見ようとするのは難しいので特に情報を意識しすぎず、実況が与えてくれる情報などを聞きながら見ると見やすいと思います。
小技・テクニック
カバーフラッシュ
カバーフラッシュは定点のようなものがある程度存在していて、相手が避けにくい位置にフラッシュを定点で投げて味方がピークするというのが一般的です。
VALORANTと違ってブリーチのようなフラッシュがないのですべてのカバーフラッシュをKAY/Oのフラッシュでやるようなイメージです。
ノンスコープ
CSGOのAWPはストッピングをしっかりとしていればある程度少ないランダム要素でノンスコープで弾を当てることができます。
なので、近距離や急な戦闘のシーンではクイックショットをするよりもノンスコープで撃つほうが勝率が高いというシーンもあります。
フラッシュフェイク
CSGOではピストルを上に投げてフラッシュのように見せかけるテクニックがあります。これは昔の大会で実際に使用されたテクニックです。
他にもデコイをフラッシュのように使ってフェイクするというテクニックやフラッシュフェイクとは違いますが、武器を上に投げて相手の注意を引いてピークするというテクニックもあります。
武器を飛ばせる
CSGOでは落ちている武器にも判定があり、落ちている武器を撃ったりグレネードを使うことで武器を飛ばすことができます。これを利用して武器を拾ったり、味方に渡したりというテクニックがあります。
その他
今回紹介した知識だけでも十分に観戦を楽しめると思いますが、より詳しい知識を知りたい人は下記リンクや他の記事なども見ていただけるともっと理解が深まると思います!是非、楽しい観戦ライフをお過ごしください!
ライター : SepiaMars (2000/12/1)
元FPSプロゲーマーでブログ運営もしております!
よければ是非フォロー/チャンネル登録をお願いします!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!(*´▽`*)