俺は普段家族とあまり関わらない存在となっている。話してもお母さん、他とは週に1回話せばいいほうだ。だが昨日は違った。とりあえず関わってみようと思い妹の部屋へ行ってお母さんはどこか聞いてみた。まぁいなかったんだけど。そしたら宿題をやっていて音読をしようとしていたのでそれを聞いてあげようかなと思った。親も居なかったので俺が音読を聞いてあげて音読カードに書いてあげようと思ったのだ。(うちの近くの小学校には音読の宿題があった。まぁまぁめんどかったな。)
無事音読を聞き終わりサイン書いてあげようとした瞬間、それは起きた。
妹に衝撃の一言を言われたのだ。それは…
「キミ書くの?はい」 そう言って音読カードを渡された。
…え???妹にキミって呼ばれかたをした。普段俺はお母さんや弟に「お兄ちゃん」と呼ばれているので普通にそう呼ばれるのかと思っていたが全然違った。兄や名前で呼ばれるのではなく「キミ」。
素直に言おう。
悲しかった...確かに俺は家族と関わりが極端に少ないけれど小学生の妹に「キミ」と呼ばれるとは思わなかった…寝て目覚めて今冷静になって改めて家族との溝を感じた。少しずつではあるが周りの人間と仲良く関わっていきたい。
終
ライター : SepiaMars (2000/12/1)
元FPSプロゲーマーでブログ運営もしております!
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